お家で12Vのカー用品を動かしてみよう!

お家でクルマ用の電装品の動作を確認する時に
まず困るのが

「電源」

です。

一般的なクルマには電圧が12V(ボルト)の直流バッテリーが積んであって
カー用品のほとんどはその12Vで動作するように作られているのに対して

ご家庭のにある電源は電圧が100Vの交流電源なので、直接使用する事はできません。

そんな時に便利なのが、エーモンが販売している


↑「12V電源ボックス」君であります。はい。

この「12V電源ボックス」君に

これまたエーモンが販売している・・・


↑「サイドビューテープLED」をつないでみると・・・


↑ぴっかり~ん♪ ついたぁ~♪

さてさて、この「12V電源ボックス」君の中身はどうなっているのかな?
ということで、分解してみると・・・


↑ボタン電池(CR2032って種類のボタン電池)が4つ入っていました。

ボタン電池CR2032は1つで
電圧:3V
容量:220mAh(ミリアンペア時)=0.22Ah(アンペア時) です。
(アンペア時、ミリアンペア時:1時間に流せる電気の量)

このボタン電池を4つ
直列(4つ重ね合わせて使う)で接続すると
電圧が・・・

3V x 4 = 12V

になるってことです。
(でも、直列の場合は容量の方は変わらないので220mAhのままです。並列だと電圧は変わらなくて容量が増える。)

で、


↑「サイドビューテープLED(白15cm)」
1本の「消費電流」が「35mA」です。

理論上は
「12V電源ボックス(220mAh)」君に「サイドビューテープLED(35mA)」を接続すると

220mAh ÷ 35mA = 6.29

つまり6時間ちょいの間、点灯させることができます。

しかし、それは計算上の話で
実際は 「12V電源ボックス(220mAh)」君の裏側に書いてあるように・・・


↑5時間ぐらいの点灯が可能なようです。
画像の表や注意の所に書いてあるように
LEDの構造や種類によって消費電流と点灯時間は比例しないそうです。
(確かに表を見ると15mAしか使用しない商品が3時間しか点灯しないのに、倍の32mAも電気を使う商品が5時間も点灯出来る・・・)

ところで
普段お家で良く使う「単三乾電池」でもカー用品を動かすことができます。

単三乾電池は1本あたり

1.5V

です。つまり単三乾電池を8本直列につなげば

1.5V x 8 = 12V

ってことで実際にお家に転がっていた・・・


↑単三エネループ8本でやってみると


↑ついた~♪

でも、クルマに取り付けた時よりなんだかちょっと暗い気がするぞ?
何でだろう???

テスターで電圧を測ってみると・・・


↑あれれ?「12V」のはずなのに「10.36V」しか出てない・・・

単三電池1本は「1.5V」と思いきや・・・


↑エネループの場合、ちょっと弱い「1.26V」でした。
(充電状態にもよるけど、満充電時でも1.5Vにはなりません。)

ちなみにお家に転がっていた新品の「アルカリ乾電池」君は・・・


↑強気の「1.55V」!

つまり、単三乾電池は基本は1.5Vだけど
メーカーや種類によって、多少前後するってことです。

ちなみに「12V電源ボックス」君の電圧も測ってみたところ・・・


↑「12V」じゃなくて「13.14V」!

単三エネループを使用してカー用品のテストをする時は
8本ではなく10本で動かすとちょうど12Vぐらいになると思います。

単三エネループの容量は・・・


↑1,900mAhです。(って言うか1.5Vじゃなくて1.2Vってどうどうと書いてあるね・・・笑)

理論上は
「単三エネループ(1,900mAh)」に「サイドビューテープLED(35mA)」を接続すると

1,900mAh ÷ 35mA = 54.29

つまり54時間ちょいの間、点灯させることができる計算ですが
さっきも書いたように実際はもうちょい短くなるでしょう。

以上、詳しい人からすれば突っ込みどころ満載ですが
だいたいの概要はあっているはず(きっと・・・たぶん・・・できれば・・・)
ちょこっとクルマいじりをはじめようって人に「ふ~ん」って思ってもらえれば嬉しいです。

さてさて、お家に転がっている乾電池で
カー用品が動かせる事が分かったのですが

じゃあ、

「単三エネループ8本でH.I.Dヘッドライトも点灯出来るのか?」

と言われると、いくら単三エネループ8本(10本)で12Vの環境を作ってもH.I.Dヘッドライトを点灯させる事は出来ません。
なぜなら、必要とする電流が圧倒的に足りないからです。

んじゃ、そーゆー時はどうするの?って話だけど

KSC-7070の修理のページではちらっと紹介しているのですが


↑ALINCO(ありんこじゃなくてアルインコ)の直流安定化電源「DM-330MV」を使います。(2006年11月に12,400円で購入)
これは家庭用電源の交流(AC)を直流(DC)に変換してくれるありがたい装置なのです。


↑シガーソケットもついているので、カー用品にはもってこいの便利な一品です。
(もともとはカー用品向けではなく、無線野郎向けの商品なんですけどね)

ネットでたまたまImpressの「Car Watch」の記事を読んでいたら・・・
2011年1月14日の記事の・・・


↑カーグッズミニレビューのページで「DM-330MV」が紹介されてました。

「DM-330MV」については紹介ページを読んでくださいってことで詳しくは書きません。

この「DM-330MV」は電圧を調節できるので
電圧を調節しながら「サイドビューテープLED」を光らせてみると・・・


↑単三エネループ8本と同じ「10.3V」の明るさ。

↑きっちり「12V」の明るさ。

↑やや強めの「13.8V」の明るさ。

↑強気の「15V」の明るさ。
(カー用品は電圧が多少オーバーしても壊れないように出来ているので15Vぐらいまでなら長時間の使用でなければ大丈夫です。)

電圧による明るさの違いが分かったかな?

この「DM-330MV」さえあれば

お部屋の中で・・・


↑H.I.D(PIAAの8000K)を光らす事だってできちゃいます(笑)

とっても熱くなるし色々危険なので良い子はわざわざ部屋の中でH.I.Dを点灯させるのはやめましょう・・・
また、H.I.Dは有害な紫外線が出るので(中国製の安いやつは特に数値が高い)良い子はライトユニットの中で点灯させましょう・・・

以上、お家でカー用品を動かしてみてね♪

(この文章は、せきねさんがときどき書く「日記」の2011年1月15日の記事を流用しています。)

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