MacBook Pro/Mac mini用にウエスタンデジタルのSSDを買う

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色々カスタムができて自由度の高い一昔前のMac 4台を日々家族で使っているせきねさんです。
(MacBook Proが2台(Late2011とMid2012)、Mac miniが2台(Mid2011とMid2012)の合計4台)

4台の内の2台は内蔵されていた「HD(ハードディスク)」をより高速な「SSD(ソリッドステートドライブ)」に交換(換装)済みなので、一昔前のPCとは思えない程サクサク動作しています。

残りのMacにもSSDを入れて
2011/2012年頃に発売されたMacBook Pro(Late2011/Mid2012)、Mac mini(Mid2011/Mid2012)の性能を最大限に引き出せそうなSSDを求めて今回購入したのが・・・


↑WD(Western Digital)の「WD BLUE PC SSD(2.5インチHD互換タイプ)」です。
容量は1TB、500GB、250GBの3モデルありますが、買ったのは500GBモデルの「WDS500G1B0A」です。
(お値段はYahoo!ショッピングで15,480円でした。為替の影響なのかSSDは値段が大きく下がったり上がったりするので買うタイミングが難しいです・・・)

これまでSAMSUNG(サムスン)製のSSDをずっと使っていたので、
サムスンの「850 EVO」とこちらの「WD BLUE」で迷ったのですが、今回はウエスタンデジタルの製品を買ってみました。

サムスンの「850 EVO」と、ウエスタンデジタルの「WD BLUE」のそれぞれ500GBモデルで簡単に製品仕様を比べて見ると以下の通りです・・・

<▪️Samsung SSD 850 EVO MZ-75E500B/IT>
・発売時期:2014/12頃
・容量:500GB
・シーケンシャル読み取り最大速度:540MB/s
・シーケンシャル書き込み最大速度:520MB/s
・MTBF(平均故障時間):150万時間
・TBW(総書き込みバイト数):150TB
・読み出し時消費電力:3.7W(平均)
・書き込み時消費電力:4.7W(平均)
・アイドル時消費電力:50mW
・デバイススリープモード時:2mW
・製品保証期間:5年
・実売価格:Amazonで21,794円(2017/5/14時点)

<▪️WD BLUE PC SSD WDS500G1B0A>
・発売時期:2016/10頃
・容量:500GB
・シーケンシャル読み取り最大速度:545MB/s
・シーケンシャル書き込み最大速度:525MB/s
・MTBF(平均故障時間):175万時間(200年ぐらい・・・)
・TBW(総書き込みバイト数):200TB
・読み出し時消費電力:2.85W(最大)
・書き込み時消費電力:4W(最大)
・アイドル時消費電力:42~46mW
・デバイススリープモード時:6.0〜7.7mW
・製品保証期間:3年
・実売価格:Amazonで18,230円(2017/5/14時点)

だいたい似たような性能と言えばそうですが、発売時期が2年も違うのでサムスンが1歩先を行っていた感はあります。保証期間や値段も違いますし単純には比べられませんが、とりあえず今回買った「WD BUE PC SSD」は他社製品と比べても十分な性能や耐久性を持っている無難な製品だと思います(「無難」そうな製品が欲しかったので・・・)。

耐久性能を示すTBW(総書き込みバイト数)はウエスタンデジタルの500GBモデルの場合だと200TBなので、製品保証期間の3年で計算すると1日183GBを毎日書き込める計算になります(5年だと1日110GB、7年だと1日78GBの書き込み耐えられる計算)。


↑WD BLUE PC SSDの詳しい仕様はこちらの通り。

ウエスタンデジタルの製品とは別に・・・


↑信頼性の高いSDカードで有名な・・・


↑「SanDisk(サンディスク)」社が出してるSSDを買おうかなとも思っていたのですが
2015年10月にHDメーカーだった「ウエスタンデジタル」が「サンディスク」の買収を発表したこともあり、サンディスクの親会社となったウエスタンデジタル初のSSD製品を買ってみることにしました。


↑箱の中身は製品本体と梱包材のみで「説明書」や「スペーサー(下駄)」も付属しておらず「保証書」すら付いていません(シリアル番号でサポート管理しているようですが念の為納品書や外箱も取っておきましょう)。


↑こちらがSSD本体です。
ラベル(シール)はWDブランドですが、パッと見の外見はサンディスクのSSDにそっくりです。


↑裏面。


↑SSDとSATA接続の一般的な2.5インチHDを比べてみると・・・


↑このSSDは厚さが7mmなので、2011/2012年頃のMacBook ProやMac miniに搭載されている9.5mm厚HDと比べて2.5mm薄いです。


↑重さもHDは110g程ありますが・・・


↑SSDは「35g」とHDの約1/3の重さです。


↑SSDの四隅にはHDと同じくドライブを固定する為のネジ穴がありますが・・・


↑ネジ穴は反対側まで貫通しており、HDのようにドライブ内部が密閉されている訳ではないようです(多少ホコリが入ってもSSDなら問題ないと言うことでしょう)。

丸々3年保証が残っていますがSSDの中身が見てみたくなったので・・・


↑裏面のシールをめくり・・・


↑シール裏の四隅にあるネジ4本を取り外します。
(分解するともちろん製品保証はなくなります・・・)


↑ネジは普通のプラスドライバーがあれば取り外せます。

そして・・・


↑2枚に開きます。ネジさえ外せば簡単に開きます(さよなら3年保証・・・)。


↑基板が固定されている表面カバーは樹脂製ですが、裏面カバーは金属製(多分アルミ)のカバーです。


↑金属製の裏面カバーには熱伝導シートが貼り付けられており、基板上にあるコントローラーチップの熱を金属製裏面カバーへ逃す仕組みになっていました。

すでに気が付いた方もいると思いますが、WDブランドの製品ですが・・・


↑基板上には・・・


↑モロに「SanDisk」と書いてありました。
(製品自体はSanDiskの製造ラインで作られているらしいです)

基板はプラスネジ2本で表面カバーに取り付けられているだけなので・・・


↑基板も簡単に取り外し可能です。


↑基板表面拡大。


↑基板裏面拡大。


↑コントローラチップはMarvell製の「88SS1074-BSW2」。


↑キャッシュ用メモリ(DRAM)はNANYA製の「NT5CC256M16DP-DIB」で512MBのキャッシュメモリです。


↑NANDフラッシュメモリチップとしてSanDiskの「05485 128G」が表面に2枚、裏面に2枚の合計4枚が実装されており、128GBx4枚で合計512GB(500GB)という事です。

ちなみにパッケージには・・・


↑「国産NANDフラッシュメモリ使用」とデカデカと書いてあり日本製のNANDフラッシュであることを強調していますが・・・


↑NANDフラッシュメモリチップ上には「MALAYSIA」と書いてあります・・・(ダマされた?)。
でも、いろいろ調べるとSanDiskと刻印のあるチップはSanDiskと東芝が設立した合弁会社がある三重県八日市の工場で生産されたチップだそうで、刻印が「MALAYSIA」となっているのは、このNANDチップの核となる部分は日本製ですがNANDチップとなる最終的な後工程がマレーシアなので「MALAYSIA」と刻印されているようです(国産と言えば国産?・・・闇が 奥が深いです・・・)。

さて、
そんなウエスタンデジタルの「WD BLUE PC SSD」をせきねさんは
「Windows」ではなく「Mac」で使うのですが、USB接続のHDケースなどに入れてMacに接続すると・・・


↑例によって出荷状態のファイルシステムではMacで読み書きが出来ないので「初期化」してから使用する必要があります。

そして、製品によっては出荷後により新しい「FW(ファームウェア)」がリリースされている場合があるので、購入した製品の「ファームウェアバージョン」を確認して、必要に応じて最新版のファームウェアに更新したいと思います。

FWの更新は、SSDの各種状態の確認や様々なツールが利用できる「WD SSDダッシュボード」と言うソフトをPCにインストールして行うのですが・・・


↑例によってソフト自体がWindowsにしか対応しておらず、Macにはインストールする事ができません・・・(涙)。
(Macを使っていればよくある話ですが・・・)

我が家にはMacしかないので、こんな時は少々面倒であまり使いたくないのですが・・・


VMware Fusion for Maxを使って仮想化されたWindows上に「WD SSDダッシュボード」をインストールしようと思います。
(日本だとMac用の仮想化ソフトはVMwareよりParallelsの方がメジャーなのでParallelsでも良いです。BootCampでもできます。)


↑(Mac上で動いている)Windowsでブラウザを開きウエスタンデジタルの「WD SSDダッシュボード」ソフトウェアダウンロードサイトにアクセスし、ダウンロードボタンをクリックします。


↑ダウンロードした「WDSSDDashboardSetup.zip」フォルダの中にある「WDSSDDashboardSetup.exe」を実行し、言語を選択して「インストール」ボタンをクリックします。


↑インストールした「WD SSD Dashboard」を起動します。


↑USB接続のHDケースにSSDを入れMac上で動いているWindows側に認識させます。


↑WD SSD Dashboard上で接続したSSDが認識され、各種情報を確認する事ができました。
ウィンドウ上部にある「ファームウェアのバージョン」より現在のバージョン番号が確認できます。
SSD内部の「温度」なども確認する事ができます。

・メモ:VMware側の問題なのか、手持ちの3台のHDケース(ORICO、東芝、オウルテック)の内、東芝のHDケースだけWindows側で認識させる事ができませんでした(HDケースのコントローラの種類によっては認識できないようです)。

・メモ:VMware側の問題なのか、手持ちのORICOのHDケースではWindows側で認識はしたものの、時々不明なデバイスと表示されてしまう事もありました(他のUSBポートに挿したら認識しました)。

・メモ:VMware側の問題なのかHDケースの問題なのか、ORICOのHDケースを使用すると・・・

↑ドライブの健全性が「不十分」と表示されました。全く同じSSDを他のHDケースに入れると「正常」と表示されるので、SSDに問題があるのではなくVMwareかHDケースによる問題のようです。

ちなみにこの「WD SSD Dashboard」自体も・・・


↑SanDiskの「SanDisk SSD Dashboard」をウエスタンデジタル版にしただけのようです。

さてさて、
「WD SSD Dashboard」が起動したら・・・


↑「ツール」ボタンをクリックするとファームウェアアップデートが実行できる画面が表示されます。「ファームウェアは最新です。」と表示されてはいますが、念の為「更新を確認する」ボタンをクリックしてみると・・・


↑更新の確認作業が行われ・・・


↑ファームウェアが最新版である事が改めて確認できました(最新で良かった♪)。

ちなみに、この時SSD自体はMac用のファイルシステムでフォーマットされた状態であり・・・


↑Windowsのコンピュータ上(エクスプローラー上)には表示されていない状態です。
よって、Windows上でわざわざSSDをフォーマットしなくても、Mac用のファイルシステムのまま「WD SSD Dashboard」を使用する事ができるようです(但し、バージョンアップ作業を行う場合など何が起きるか分からないので、念の為バックアップは取っておきましょう)。

そして「WD SSD Dashboard」のウィンドウを閉じると・・・


↑タスクトレイ上に「サンディスクのSSD Dashboardを・・・」のメッセージが表示されます(笑)。まだ完全にはウエスタンデジタルになりきれていないようです・・・(笑)

と言う事で、お手元にWindowsPCがあればファームウェアの更新は簡単に出来そうですし
せきねさんのように意地でもMacを使ってファームウェアを更新してやるって人は、(もはやMac環境とは呼べませんが)仮想のWindows環境があれば何とか更新が出来そうです(ただ、今回は実際の更新作業自体はしていないので本当にできるかどうかは何とも言えません・・・)。

現行のファームウェア自体に不具合が無ければ、新しいファームウェアが公開されることすら無いかも知れませんが、
ウエスタンデジタルさんには是非ともSanDisk時代には無かったMac向けの「WD SSD Dashboard」ソフトウェアを作って欲しいなと思います。

SSDも一昔前よりも製品の安定性が向上し、各社似たような性能・耐久性の製品が横並びになりつつあるので、そんな今こそMacでも使えるユーティリティーソフトを提供するなど他社とは違う付加価値やサービスを提供してくれれば良いのになと思います。

最後に
「WD BLUE PC SSD」の性能をベンチマークソフトで計測してみます。

パッケージには・・・

↑大きく「高速安定性能」の文字があり、下に小さく各モデルの最大性能値が記載されています。
500GBモデルの場合は・・・
・シーケンシャル読み取り最大速度:545MB/s
・シーケンシャル書き込み最大速度:525MB/s
となっています。


↑実際にMacBook Pro(Mid2012)にSSDを装着してベンチマークソフト(Blackmagic Design Disk Speed Test)で速度を計測したところ・・・
(CPUはDual CoreのCore i7 2.9GHz、メモリは16GB 1600MHz DDR3、OSはmacOS Sierra10.12.4)


↑読み込みが「513MB/s」、書き込みが「480MB/s」の速度が出ました。
(OSを入れたシステムドライブ、OSを入れないデータドライブのどちらで計測してもこのくらいの値でした。)

使用しているMacの環境の限界なのかベンチマークソフトの値は、パッケージに記載されている性能には届かなかったものの
一昔前の2011/2012年モデルのMacBook ProやMac miniで使用するには十分な性能を持っているSSDである事は分かりました。
(SSDの消費電力はHDより少ないのでMacBoo Proのバッテリーが長持ちしたり、発熱も少ないのでMac miniのファンが回る回数が減ったりもします♪)

とう事で、ウエスタンデジタルとしては初のSSDですが中身はほぼSanDiskなので、第一弾製品と言えども十分な信頼性や性能を持っている製品だと思うので、SSDを購入する際は「WD BLUE SSD」も候補に入れてみてください(SanDiskのSSDを検討している人は特に)。

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